債務整理は2回目も可能?※二度目の債務整理の条件
2回目の債務整理がスムーズに進むかどうかは、ケースバイケースです。
2回目の自己破産手続きの場合、再び免責がおりる可能性は低いと考えたほうが良いでしょう。自己破産手続きは裁判所が間に入っています。裁判所が間に入っているという事は、裁判官の判断が入る事になります。1度反省した債務者が、再び自己破産で借金帳消しを望む事を裁判官はどう感じるでしょうか。このように考えると2回目の自己破産が困難である理由が理解いただけるはずです。
では債務整理でも任意整理ではどうでしょうか。任意整理の手続きは間に裁判所が入っていません。専門家に依頼していれば、専門家と債権者の直接交渉となります。ですので2回目の債務整理でもハードルは低く、比較的スムーズな手続きが可能と考えられます。
2回目の個人再生はどうなるかといえば、裁判所が間に入るため、困難です。個人再生には給与所得者再生と小規模個人再生と2種類あります。給与所得者再生を2回では最初の手続きから7年後であれば一応問題ありません。小規模個人再生の後、給与所得者再生の場合も一応手続き可能です。これら以外のケースでは債権者の反対によって手続きが通らない可能性が高いです。
まとめますと債務整理の手続きで間に裁判所が入らないケースなら問題なく、入るケースでは困難、自己破産の場合は余程の事が無い限り2回目は厳しいといった所です。任意整理で済む程度の債務で抑えられるかどうかが鍵です。債務がひどくなる前に専門家に相談しておく事も重要です。
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